学校でのきょう力
学校では、アレルギーについてみんなで協力(きょうりょく)できるように、先生たちが アレルギーにたいおうするチームを作るんだよ!そのチームには校長先生や教頭先生、たんにんの先生、ようごの先生、えいようの先生がいるんだ。
このチームでは、アレルギーの子が、毎日安心して給食を食べられるように
くふうしたり、もしまちがって食べて しょうじょうが出てしまった時に こまらないように、どうしたらよいか話し合って決めておくんだ。
そうすることで、アレルギーの子も学校中のみんなと同じように、安心して学校生活を楽しめるようになるんだよ。
① 学校ではどうすればいいの?
給食(きゅうしょく)
学校の「給食」はどんな風にしているの?
「給食」では4つの方法を組み合わせています。
くわしい ざいりょうを書いた「こんだて表」は、かならず アレルギーの人に 配られます。
同じ食べ物のアレルギーでも、食べられるりょうは 人によってちがうので、
いろんな給食を作ると まちがえが起きやすくなります。
だから、安全のためには、アレルゲンを全部とりのぞく
完全除去(かんぜんじょきょ)が きほんです。(たいおう3)
たいおう1
自分でとりのぞく対応(たいおう)
ふつうの給食から、アレルゲンを自分でとりのぞいて食べる
たいおう2
おべんとうたいおう
おべんとうをもってくる
または食べられないおかず の 代わりのおかず を もってくる
たいおう3
除去食対応(じょきょしょくたいおう)
給食を作る時に、アレルゲンをとりのぞく
たいおう4
代替食対応(だいがえしょくたいおう)
給食を作る時にとりのぞいたアレルゲンの代わりに
べつのざいりょうで作る
こんだてを かくにんする
配る時に、まちがえたり、まざらないように注意する
かたづける時も、アレルギーの子につかないように注意する
みんなで きょう力できることを 話し合おう
食べ物をあつかう じゅ業や活動
・調理実習
・工作(たまごのから、小麦ねんど)
・給食の後の 牛にゅうパックあらい
・豆まき など
食べなくても、こなをすったり、さわるだけでも
しょうじょうが出ることもあるよ。
アレルゲンからはなれて作業したり
ざいりょうを かえたりして くふうをしよう。
おとまり行事
おとまり先や、出かけた先での食事、
体けん学習(そば打ち、うどん打ち、みそ作りなど)
食物アレルギーの子どもも
できるだけ さんか できるように
早めに 相談しよう。
学校の先生や おうちの人や お医者さんと
前もってルールを決めたり、薬のある場所や使い方を 話し合っておこう。
② 学校生活管理指導表を知ろう!!!
「学校生活管理指導表(がっこうせいかつかんりしどうひょう)」
これはお医者さんから、学校の先生たちに向けて、アレルギーのことをつたえる書面のことだよ。この書面を見るとその子のアレルギーのことがわかるから、学校での安全を守るのに役立てるんだ。
1年に1回はかならずお医者さんにみてもらって、アレルギーの様子を学校につたえるよ。この書面を書いてもらうために病院に行くと、食べられるものがふえていたり、食べられるりょうがふえていたり、ぜん息やアトピー性ひふえんなど、ほかのアレルギーに気づけることもあるんだ。
アレルギーはずっと同じではないよ。よくなれば給食もかわってくるよ。安心して学校生活を送れるように、かならずお医者さんに書いてもらってね。
③ 自分の言葉でつたえよう
具合が悪いときは、学校の先生に早めにつたえようね。アレルギーのことや薬のこと、調理実習などにさんかできないときは、クラスのお友だちに、自分の言葉で せつめいできるようになるといいね。
話せば、みんなも安心するし、サポートしてくれるよ!
④ もしあなたもアレルギーが心配だったら
もしアレルギーのことが心配な子がいたら、おうちの人に話して、お医者さんに相談しようね。ちりょうを受けると、アレルギーがあっても、ない子と同じように元気に生活できるよ。しょうじょうが出ることをおさえることもできるよ。きちんとお医者さんのアドバイスを聞くことが大切だよ。
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